- 2011-09-01 (Thu)18:06
- 近藤雅世
- 原油
昨日ラジオ日経で放送した時、ラジオ日経側から、臨時ニュースということで、
オバマ大統領が来週初め失業率を改善するための政策を打ち出すという記事を
見せてもらった。今日探してみたが、ウォールストリートジャーナル等には載っ
ていない。しかし、野村証券のバーナンキ議長が主催したFOMCの議事録を読んで
も、FRBの中にはタカ派とハト派が分かれてQE3を行うべきかどうかの討論が行
われた程度で、これといった対策が出ないまま終わったようである。つまり金融
政策では景気回復、あるいは失業率の改善に即効性のある手段は限られるという
結論のようである。しからば残された道は財政政策しかない。公共投資や投資減
税等何らかの景気刺激策が来週早々オバマ大統領から出されるかもしれない。
そうであれば、原油やプラチナ等工業素材は買いとなり、金等の安全資産は売り
となる。株価が上昇すれば、安全資産からリスクマネーに資金が移動するからだ。
景気はいずれ回復するであろう。ずっと沈みっぱなしという事態は過去に置いて
ない。景気は変動する。そろそろ底を打つ時期かもしれない。
オバマ大統領が来週初め失業率を改善するための政策を打ち出すという記事を
見せてもらった。今日探してみたが、ウォールストリートジャーナル等には載っ
ていない。しかし、野村証券のバーナンキ議長が主催したFOMCの議事録を読んで
も、FRBの中にはタカ派とハト派が分かれてQE3を行うべきかどうかの討論が行
われた程度で、これといった対策が出ないまま終わったようである。つまり金融
政策では景気回復、あるいは失業率の改善に即効性のある手段は限られるという
結論のようである。しからば残された道は財政政策しかない。公共投資や投資減
税等何らかの景気刺激策が来週早々オバマ大統領から出されるかもしれない。
そうであれば、原油やプラチナ等工業素材は買いとなり、金等の安全資産は売り
となる。株価が上昇すれば、安全資産からリスクマネーに資金が移動するからだ。
景気はいずれ回復するであろう。ずっと沈みっぱなしという事態は過去に置いて
ない。景気は変動する。そろそろ底を打つ時期かもしれない。
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