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金価格今週から来週にかけて調整安のおそれ

  • 2009-10-21 (Wed)18:14
  • 近藤雅世
NY金価格は10月14日1072ドルの史上最高値を付けた。この理由は .疋覦臓↓NY株高、ドルキャリートレード ぅぅ鵐侫豬念であろう。ドル安の今日時点の状況について言えば、豪ドルやニュージーランドドルなどのように、利上げが再度あり得る通貨はドルに対して相変わらず強くなっており、ユーロも1年2ヶ月ぶりに1.5に迫っている。ユーロの最高値は昨年7月15日の1.603であるが、この日からユーロ安のドル高に転換し、商品価格は軒並み下落を始めたことを忘れてはならない。つまり、いつまでもドル安・ユーロ高・商品高は続くわけではないということである。(つづく)

ドル円は10月7日の88.3円を天井に、今日は90.74円であり、円安に振れ始めている。韓国ウォンやフィリッピンペソ、インドネシアルピーなど東南アジア通貨も市場介入により自国通貨売りのドル買いを行った結果、若干ドル高に戻っている。こうした諸国の中央銀行は、買ったドルでユーロや金を買っているという。これらの動きも一段落しつつある。

このところ金価格は株価の上昇に伴って上昇している。しかし、米国株価は1万ドル達成で踊り場に来ているように思われる。9月決算はアップルを始め良い企業業績の米国企業もあるが、21日発表されるワコビアを吸収したウェルスファーゴ銀行が注目されている。同行は、商業不動産融資の3分の1が焦げ付いているという噂があるが、ゴールドマンサックスは同行の格付けを引き上げた由来がある。

今市場が最も注目しているのは、ドル金利がいつ上げられるかという点であろう。バーナンキ議長がしきりに米国景気は底を打ったと述べているのは、利上げへの伏線と思われる。NY連銀総裁は出口政策について積極的に検討すると述べ、米連邦準備制度理事会(FRB)のメンバーの中では利上げのタカ派と現状維持のハト派が拮抗しているようだ。利上げは時間の問題と思われる。

仮に利上げされれば、安い金利のドルを借り入れて、高い金利の通貨の資産や商品で運用するドルキャリートレードが巻き戻される可能性がある。それは急激なドル高、ユーロ安・金安を招くだろう。11月3日〜4日にかけてFOMC(米公開市場委員会)が開かれる。この段階で利上げは、景気が十分回復していないので時期早尚かと思われるが、それでもファンドマネージャーなどは万一に備えてポジションを縮小することが考えられる。彼らとしては、一般投資家が金や原油を買う間に売り抜けたいという思惑であろう。従って少しの間金や原油の買いは見送った方が良いかもしれない。

なお、11月3日〜4日のFOMCが何事も無く過ぎれば再び次のFOMCまでの間にドルキャリートレードが活発化して商品買いがあるかもしれない。

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