- 2011-08-01 (Mon)12:04
- 近藤雅世
- 金
先週末NY金価格は大幅反発し15ドル高の1631.20ドルとなった。米国第2四半期の実質GDP(国内総生産)が前年比年率換算1.3%増と史上予測の1.7%増を下回ったためだ。株式や原油等が売りを浴びる一方安全資産としての金に買いが集まった。また外国為替市場ではドル売りが集中し金価格を押し上げた。
しかし、今朝のニュースでは31日夜米国オバマ大統領は、民主、共和両党の指導部が連邦政府の債務上限引き上げと財政赤字削減策で合意に達した、と述べた。 共和党議員によると、同党のベイナー下院議長も、大統領との債務上限引き上げ合意に向けた枠組みができたことを明らかにした。 つまり、米国債務上限引き上げ問題は明日の2日の期限切れを前に合意される見通しとなった。
NY金価格のRSI指標は7月29日72.78と70%を超えてきた。ストキャスティックもSlowKが87.49、Slow Dが88.2と80%を超えた部分でデッドクロスになりつつある。テクニカル指標としても金の買われ過ぎサインがでている。
欧州が一段落し、米国も一段落すれば、史上最高値を更新している金価格は修正されるはずだ。
最新のファンドの建て玉はNY金のネット買い残は(オプションを含む)前週比6426枚増の269,489枚となっている。これは今年最大であり、昨年11月19日以来の多い水準である。過去最高は昨年10月5日の283,462枚なので、あと少しである。買いの増加も4万9千枚、2万7千枚、6千枚と漸減している。
金先物をお持ちの方は一旦利食い売りして手仕舞いされることをお勧めする。
しかし、今朝のニュースでは31日夜米国オバマ大統領は、民主、共和両党の指導部が連邦政府の債務上限引き上げと財政赤字削減策で合意に達した、と述べた。 共和党議員によると、同党のベイナー下院議長も、大統領との債務上限引き上げ合意に向けた枠組みができたことを明らかにした。 つまり、米国債務上限引き上げ問題は明日の2日の期限切れを前に合意される見通しとなった。
NY金価格のRSI指標は7月29日72.78と70%を超えてきた。ストキャスティックもSlowKが87.49、Slow Dが88.2と80%を超えた部分でデッドクロスになりつつある。テクニカル指標としても金の買われ過ぎサインがでている。
欧州が一段落し、米国も一段落すれば、史上最高値を更新している金価格は修正されるはずだ。
最新のファンドの建て玉はNY金のネット買い残は(オプションを含む)前週比6426枚増の269,489枚となっている。これは今年最大であり、昨年11月19日以来の多い水準である。過去最高は昨年10月5日の283,462枚なので、あと少しである。買いの増加も4万9千枚、2万7千枚、6千枚と漸減している。
金先物をお持ちの方は一旦利食い売りして手仕舞いされることをお勧めする。