- 2009-12-28 (Mon)17:12
- 大場良博
- とうもろこし
シカゴトウモロコシは400セントを挟んだ値動きが続いている。
通常は11月末までに終了している米国トウモロコシの収穫が
生育遅れと降雪の影響から未だ終了しておらず、
生産高が下方修正されるとの懸念が相場を下支えしている。
通常は11月末までに終了している米国トウモロコシの収穫が
生育遅れと降雪の影響から未だ終了しておらず、
生産高が下方修正されるとの懸念が相場を下支えしている。
米国農務省から発表されている「Crop Progress」によると、
12月20日現在の米国トウモロコシの収穫率は95%となっている。
ここ最近米国コーンベルトを襲った降雪を考えると、
残りの5%はこのまま放棄されてしまう可能性が高い。
仮に20日現在の収穫率のまま生産高が確定してしまった場合、
2009-10年度の予想生産高の129億2,100万ブッシェル(1ブッシェル=25.4kg)のうち
6億4,500万ブッシェル分が失われてしまう計算になる。
2009-10年度の米国の予想需要は129億3,000万ブッシェルと
過去最高になることが予想さているため、6億4,500万ブッシェル分が失われれば
現在 13.0%と予想されている在庫率は一気に7.9%と
過去10年間で最低の水準にまで落ち込んでしまうことになる。
1月12日には米国農務省から最終の需給予想が発表されるが、
おそらく近年で最も注目度の高い報告書となるだろう。
当面は高値圏での推移が続きそうだ。
12月20日現在の米国トウモロコシの収穫率は95%となっている。
ここ最近米国コーンベルトを襲った降雪を考えると、
残りの5%はこのまま放棄されてしまう可能性が高い。
仮に20日現在の収穫率のまま生産高が確定してしまった場合、
2009-10年度の予想生産高の129億2,100万ブッシェル(1ブッシェル=25.4kg)のうち
6億4,500万ブッシェル分が失われてしまう計算になる。
2009-10年度の米国の予想需要は129億3,000万ブッシェルと
過去最高になることが予想さているため、6億4,500万ブッシェル分が失われれば
現在 13.0%と予想されている在庫率は一気に7.9%と
過去10年間で最低の水準にまで落ち込んでしまうことになる。
1月12日には米国農務省から最終の需給予想が発表されるが、
おそらく近年で最も注目度の高い報告書となるだろう。
当面は高値圏での推移が続きそうだ。
<< 2009年の貴金属価格 |
| 大豆は南米の生産動向次第の値動きに >>