- 2009-11-11 (Wed)17:07
- 近藤雅世
- 金
証券会社系のアナリストは、景気は回復しつつあると述べているが、金融機関系のアナリストは米国の金融不安について警告を発している。11月6日、米連邦預金保険公社(FDIC)は、連邦政府と州政府の金融監督当局が5つの銀行の業務を停止し、経営破綻(はたん)したと発表した。米銀の破綻数は今年に入って累計で120社に達した。カリフォルニア、ミネソタ、ジョージア、ミズーリ、ミシガン州の5銀行。恐らく金はこうした金融不安により株価も先行きどうなるかわからない、ドル資産を持っているとドルが安くなってしまうというのではないかとの思惑から逃避先として金が買われているのではないだろうか。
しかし、 (続く)
しかし、 (続く)
6日連続の金価格上昇は、そろそろ反転下落を感じさせる。11月末がファンドの決算期であり、12月末が米国企業の決算期でドル資金が海外から米国に送金するために、ドル買いが高まる時期だからである。もうじきドル高、金安になるのではないだろうか。
10日のNY金価格の相対力指数は70%を超え、ストキャスティックは88〜89%である。
買われ過ぎのサインを示している。こうした代表的なテクニカル分析はとレーダーの誰もが見ている可能性が高いので、プレーヤーが皆そろそろ売りだろうという気分になっているのではないだろうか。それならいち早く売った方が良いと思う。
なお、間違ったら、すぐ損切られたし。
10日のNY金価格の相対力指数は70%を超え、ストキャスティックは88〜89%である。
買われ過ぎのサインを示している。こうした代表的なテクニカル分析はとレーダーの誰もが見ている可能性が高いので、プレーヤーが皆そろそろ売りだろうという気分になっているのではないだろうか。それならいち早く売った方が良いと思う。
なお、間違ったら、すぐ損切られたし。
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