- 2009-10-13 (Tue)18:51
- 大場良博
- とうもろこし
シカゴトウモロコシ相場は12日、6月29日以来となる380セントを回復した。
米国コーンベルト地帯が過度の降雨に見舞われており、
一部地域では水害、凍結の予報が出ていることが強材料視されているようだ。
これにより、降雨による収穫遅れが懸念されており、
11月の需給報告では単収(1エーカーあたりの収穫量)の下方修正が予想されている。
テクニカル(フィボナッチ級数)で見ても、390セントまでは強力な抵抗ラインがなく、
買いを入れやすい環境にある。
なお、米国コーンベルト地帯では16日まで雨と気温の低下が続く見通しとなっている。
週末は晴天が予想されているが、来週には再び天候が崩れる可能性が高いという。
今週は、日中の最高気温も5〜9℃、最低気温は-2〜2℃と
平年よりもかなり低くなることが予想されている。
ただ、降霜による被害が限定的なものであれば、
米国コーンベルト地帯が過度の降雨に見舞われており、
一部地域では水害、凍結の予報が出ていることが強材料視されているようだ。
これにより、降雨による収穫遅れが懸念されており、
11月の需給報告では単収(1エーカーあたりの収穫量)の下方修正が予想されている。
テクニカル(フィボナッチ級数)で見ても、390セントまでは強力な抵抗ラインがなく、
買いを入れやすい環境にある。
なお、米国コーンベルト地帯では16日まで雨と気温の低下が続く見通しとなっている。
週末は晴天が予想されているが、来週には再び天候が崩れる可能性が高いという。
今週は、日中の最高気温も5〜9℃、最低気温は-2〜2℃と
平年よりもかなり低くなることが予想されている。
ただ、降霜による被害が限定的なものであれば、
収穫放棄面積は限られたものになる可能性が強く、
豊作水準はそのまま維持されるだろう。
10月9日(金)に発表された米国農務省の10月需給報告によると、
米国トウモロコシの単収は164.2ブッシェルと
前月予想から2.3ブッシェルも上方修正されており、
結果として、生産量も129億5,400万ブッシェルから
前年比7.6%増の130億1,800万ブッシェルへ引き上げられた。
総消費見通しは同8.0%増の130億3,000万ブッシェルと
前月の130億2,500万ブッシェルから上方修正されたものの、
生産量の上方修正幅には届かず、期末在庫は16億3,500万ブッシェルから
16億7,200万ブッシェルへと引き上げられ、在庫率も12.8%に引き上げられた。
今後、単収が下方修正されたとしても、逼迫感はそれほど生じないとの見方から、
現在の水準は買われ過ぎとの声も出ている。
仮に400セント台に乗ったとしても、それを維持するだけの材料に乏しいため、
天候回復後は値崩れすることが予想される。
豊作水準はそのまま維持されるだろう。
10月9日(金)に発表された米国農務省の10月需給報告によると、
米国トウモロコシの単収は164.2ブッシェルと
前月予想から2.3ブッシェルも上方修正されており、
結果として、生産量も129億5,400万ブッシェルから
前年比7.6%増の130億1,800万ブッシェルへ引き上げられた。
総消費見通しは同8.0%増の130億3,000万ブッシェルと
前月の130億2,500万ブッシェルから上方修正されたものの、
生産量の上方修正幅には届かず、期末在庫は16億3,500万ブッシェルから
16億7,200万ブッシェルへと引き上げられ、在庫率も12.8%に引き上げられた。
今後、単収が下方修正されたとしても、逼迫感はそれほど生じないとの見方から、
現在の水準は買われ過ぎとの声も出ている。
仮に400セント台に乗ったとしても、それを維持するだけの材料に乏しいため、
天候回復後は値崩れすることが予想される。
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