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大豆はいよいよ収穫期入り

  • 2009-10-05 (Mon)16:06
  • 大場良博
  • 大豆
シカゴ大豆は先週金曜日、ついに900セントを割り込み、
終値としては約7ヶ月ぶりに885セントを付けました。

下落基調が続いている最大の要因は、米国大豆の豊作見通しです。
現在、生産地が集中している米国中西部では収穫期に突入しており、
落葉率・収穫率ともに前年同時期、過去5年間平均を下回っていますが、
豊作観測が修正されるまでには至っていません。

米国大手ブローカーのFCストーン社によると、
2009-10年度の生産高は33億2,900万ブッシェル、
単収(1エーカー当たりの収量)は43.4ブッシェルと予想されています。
従来予想の32億6,600万ブッシェル、42.6ブッシェルから修正された格好になります。

なお、米国農務省から9月30日に発表された9月1日時点の四半期在庫は
前年同期比33%減の1億3,819万8,000ブッシェルでした。
第4四半期(6月〜8月)の在庫が2億ブッシェルを割れるのは5年ぶりのことです。
ただ、同期の消費量は同比3%減の4億5,800万ブッシェルとなっており、
景気後退による影響が示されました。
2009-10年度の場合は過去最高の豊作が予想されていますから、
第1四半期の在庫はかなりの水準に回復することが予想されます。

今後は米国農務省から9日に発表される10月の需給報告が焦点となります。
生育の遅れから、今後、単収が下方修正される可能性もありますが、
豊作実現に近づく中で、霜害懸念が再浮上しない限りは、
横ばいからジリ安の展開が続くものと思われます。

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