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欧高米低

昨日月曜日のNY金価格とNY原油価格は大きく方向が分かれた。NY金は先週末開催されたジャクソンホールにおけるイエレンFRB議長の講演で利上げについての言及がなかったことで昨日も+17.4ドル上昇し、1,315.3ドルと1,300ドルの大台を超えた。一方NY原油価格は、ハリケーン「ハービー」がテキサス州ヒューストンの町を冠水させ、全米の石油精製設備の3分の1が集積するメキシコ湾岸を襲って石油精製設備やシェールオイル油田の操業を停止させ、常識的に考えれば原油価格は上がると思うのだが、ガソリン価格は上昇したにもかかわらず、石油精製設備の稼働停止は原油投入量が減少すると市場は受け止めて原油価格は▲1.3ドル安の46.57ドルに沈んだ。なかなか常識では市場の感覚をつかめないものである。そもそも投機家は原油を機会あれば売りたがっているようである。

本日の週刊経済指標では欧州の景気動向とユーロ高の背景を探ったが、どのグラフを見ても欧州の景気は回復軌道にあり、米国のそれよりもはっきりしている。これを欧州というよりドイツに限ってみればさらに力強さを増すのであろう。従って先週のドラギECB総裁は特に金融緩和の縮小についての道程を語らなかったがそれでもユーロ/ドルは1.1977と高くなり一層のドル安となっている。トランプ政権の迷走や米国の景気の回復よりも欧州の回復の方が力強いという市場の読みがあるのであろう。米国における利上げはすでに3回行われ、年内には1回あるかないかである。今週の米国雇用統計や消費者物価デフレーターの数値によっては9月の利上げは少し遠のくかもしれないが、欧州では金融緩和の縮小に続いてゼロ金利からの脱却が来年以降に迫って来るとの気配である。金利差は通貨の強弱に関連するため、現在の傾向としてはユーロ高ドル安が是とされるのであろう。米国株式に対しファンドが大きくその持ち高を減らしたというニュースもあり、西高東低ならぬ欧高米低の雰囲気である。

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