- 2009-07-29 (Wed)18:12
- 近藤雅世
- 原油
以前原油価格は50ドルを切る可能性があると述べ、その後原油価格がNY株価と平行して上昇したため、その考えを撤回した。しかし、再び下落の可能性が出てきた。以前50ドルを切ると述べた時の根拠は、昨年同様CFTC(米国商品先物取引委員会)が原油取引に対する規制をかけるのではないかとの噂が流れたためである。しかし、その後公聴会を開催するといった程度の情報が漏れ聴かれただけで、本当に規制は行われるのだろうかと半信半疑になっていた。しかし、米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラー委員長は、28日に開催された公聴会で、エネルギー市場に対する本格的な持ち高制限導入を真剣に検討すべきとの見解を示した。また同委員長は、複数の商品先物銘柄を保有する際に適用される持ち高制限、取引所間における規則の一本化などについても前向きに検討すると発言。他では、四半期ベースでインデックス・トレーダー(スワップ・ディーラー、インデックス・ファンド、ETFマネージャーなど)に関する報告書を発行することも明らかにした。未だ詳細は未定だが、どうやら本気らしいとの気配が感じられる。恐らく明日以降原油家格は弱含みになるのではないだろうか?
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