- 2012-03-22 (Thu)19:07
- 近藤雅世
- 大豆
市場は少し静かな時を過ごしているようだ。金も原油も目新しい材料は無く、昨
日は中国の鉄鉱石需要が落ちるとのニュースで商品価格は下落したが、中国の経
済もバブル崩壊の恐れは無さそうである。なぜなら、沿海部の不動産価格は下落
しているものの、中部や内陸部の不動産価格は未だ上がっているところもあり、
まだら模様となっている。とにかく広いという実感である。従って一部地方で景
気が悪くても、今から追いつこうと経済が上昇している地域もあるということで
ある。一方米国の経済も緩やかな回復と総評では言えても、様々な側面があるよ
うで、それもどちらに向かっているかがわからない状態である。
同様に商品価格も、方向性の無い状態が続いており、原油価格も105ドル〜110ド
ルの間で上下しており、金は1650ドルをはさんだ動き、穀物は、大豆も長い上昇
を一つ節を付けたようである。トウモロコシの作付が多くなりそうで、また、現
在の天候が暖かいため、差し迫った動きは少ない。砂糖は欧州が急遽輸入するか
もしれないとして上昇したが、世界的には余っているので再び下落した。NYガソ
リン価格は上昇しているが、これは原油の動き以外にフィラデルフィア地区の石
油精製設備能力が今年の7月までに半減してしまうという地域的な問題がからん
でいる。南の方では余っているガソリンをパイプラインで北東部に運ぶよりも、
メキシコや中南米に輸出した方がもうかるというので、ガルフの余剰ガソリンが
輸出に向けられ、米国は1949年以来初めて石油製品輸出が石油製品輸入を上回っ
た。少し様子見の雰囲気であるが、敢えて挙げるとすると大豆かもしれない。
日は中国の鉄鉱石需要が落ちるとのニュースで商品価格は下落したが、中国の経
済もバブル崩壊の恐れは無さそうである。なぜなら、沿海部の不動産価格は下落
しているものの、中部や内陸部の不動産価格は未だ上がっているところもあり、
まだら模様となっている。とにかく広いという実感である。従って一部地方で景
気が悪くても、今から追いつこうと経済が上昇している地域もあるということで
ある。一方米国の経済も緩やかな回復と総評では言えても、様々な側面があるよ
うで、それもどちらに向かっているかがわからない状態である。
同様に商品価格も、方向性の無い状態が続いており、原油価格も105ドル〜110ド
ルの間で上下しており、金は1650ドルをはさんだ動き、穀物は、大豆も長い上昇
を一つ節を付けたようである。トウモロコシの作付が多くなりそうで、また、現
在の天候が暖かいため、差し迫った動きは少ない。砂糖は欧州が急遽輸入するか
もしれないとして上昇したが、世界的には余っているので再び下落した。NYガソ
リン価格は上昇しているが、これは原油の動き以外にフィラデルフィア地区の石
油精製設備能力が今年の7月までに半減してしまうという地域的な問題がからん
でいる。南の方では余っているガソリンをパイプラインで北東部に運ぶよりも、
メキシコや中南米に輸出した方がもうかるというので、ガルフの余剰ガソリンが
輸出に向けられ、米国は1949年以来初めて石油製品輸出が石油製品輸入を上回っ
た。少し様子見の雰囲気であるが、敢えて挙げるとすると大豆かもしれない。
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