商品相場専門のアナリストが、独自の視点で最新の相場動向を分析! 先物投資で利益を上げるためのコツとファンダメンタルが学べます。株式、為替以外をポートフォリオに!と考えている投資家にもおすすめです。

Home > 経済動向 > これまでと反対の動きになる商品価格

これまでと反対の動きになる商品価格

年初の挨拶で、今年は景気が緩やかに回復するような気がすると述べたが、どうやら、日本の景況感も11月の景況指数では回復の兆しが見られ、米国は鉱工業生産指数やPMI指数が好転しており、欧州でも景気の底を打ったことが確認されているようである。といっても急速な回復は期待薄で、株価が先取りして上昇しているが、どこかで期待はずれから下落に転じるかもしれない。しかし、これまであったサブプライムローン問題から米国の金融不安はすでに解消され、アラブの春による中東北アフリカ諸国の代替わりは、シリアを除いてほぼ完了、エジプトやスーダン等で小競り合いが続いているが、大きな騒乱になる可能性は少ない。欧州は、ESM等の債務問題の保険機構が完備されつつあり、金融界にはECBの手厚い資金手当てがあるため、当面金融不安が起きる可能性は回避されている。
欧州の自動車不況も一年以上を数え、そろそろ買い替えが我慢の限界に来る頃であろう。そうした景気の循環は、サイクルが長引かされることはあっても循環がなくなることはない。自動車需要が回復すれば、プラチナやゴム、原油、アルミ等が恩恵をこうむるだろう。これまでずっと安くなっていたユーロドルは、反転ユーロ高になっている。これまでずっと強かった円はドル高になっている。商品相場も循環であるので、これまでの数年の商品の動きの反対になると思えば良い。

Home > 経済動向 > これまでと反対の動きになる商品価格

キーワードで検索
リンク
Feeds
1. 免責事項
  • 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス(以下「COMMi」という)が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
  • 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
  • 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
  • COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
  • 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
  • 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
  • COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
  • 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
  • 以上の点をご了承の上、ご利用ください。
2. 商品先物取引の重要事項
商品先物取引の重要事項はこちら >>
3. ディスクローズについて
当社のディスクローズ資料は当社本支店および日本商品先物取引協会(本部・支部またはホームページ)で閲覧できます。
日本商品先物取引協会ホームページ >> [情報開示]
サンワード貿易ホームページ ディスクローズ情報>>
サンワード貿易お客様相談室
<北海道>電話:0120-57-5311  /  <関東>電話:0120-76-5311  /  <関西>電話:0120-57-5311

Page Top