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新年明けましておめでとうございます。

今年の景気は緩やかに回復して少しずつ良くなるような気がします。
マイナス成長が予測されるのは南欧の一部諸国のみだからです。4日に公表された12月の米国の失業率は7.8%で前月と同じでしたが、悪化はしていません。また、財政の崖については一定の合意が米国与野党間で行われました。完全ではないにしろ崖からの転落は先延ばしされています。

 そうしたことを前提にすると今年の商品価格はもっぱら工業品を中心に上昇するのではないでしょうか。11月1日から比較して、1月4日までに最も上昇した商品はパラジウムで、NYパラジウムは12.4%高、東京パラジウムは24.9%高でした。LMEアルミも6.2%高です。自動車や住宅用需要が増大し、耐久消費財の購入が進むという予感なのではないでしょうか。NY原油価格も6.9%上昇しています。

 この間に世界の株価で最も上昇したものは日経平均の19.5%高でした。次いで英国FTSEの13.3%です。出遅れていた上海株も10.6%高です。世界の株価はおしなべて右肩上がりとなっており、その分金価格はオサレ気味です。

 穀物は、年末から年初にかけて下落しました。11月1日に比べてもシカゴはマイナスで、東京は円安の分だけ浮上していますが、下落傾向にあります。中国が大豆の輸入契約キャンセルするなど需要が悪いことがその要因となっています。逆に言えば、穀物は買いどきだと思います。2月の端境期に向かって、今週の需給報告で一段安となった後が買い場ではないでしょうか。穀物価格のピークは2月に来るのではないかと思っています。今年前半は穀物で、後半はプラチナというのが、今の見通しです。

 みなさん良いお年をお迎えください。

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