商品相場専門のアナリストが、独自の視点で最新の相場動向を分析! 先物投資で利益を上げるためのコツとファンダメンタルが学べます。株式、為替以外をポートフォリオに!と考えている投資家にもおすすめです。

Home > 経済動向 > 米国経済は強くなる

米国経済は強くなる

米国の政治的混乱が世界景気を悪化させているという見方もある一方で、過去数週間にわたって繰り広げられた米国議会の混乱は、プラスになった側面もあるという人もいる。
悪い方の予想は、米国のデフォルト懸念により、世界の米国に対するイメージに傷がつき、10〜12月期の米国内総生産(GDP)を0.5ポイント押し下げた可能性があると見られているが、その一方で、米国経済は成長を続けており、インフレは低水準で、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和の縮小は延期されたことをプラスに見る見方もある。 

バーナンキ議長時代のQE3の縮小は、ほとんどなくなり、1月28〜29日のFOMC(公開市場委員会)では、数日後に新しい総裁に代わる時期であるので、目立った動きは無いかもしれないという予想もあり、イエレン現FRB副議長が総裁になれば、同氏はもともとハト派で前回のFOMCでも縮小に反対していたため、当分縮小は俎上には上らないだろうという楽観論もある。これらは、米国株価にとってプラス材料であるため、最近株価に動きが連動している金価格にとっても上げ材料であろう。18日S&P500種株価指数が1744.50と終わり値ベースで史上最高値を更新したのもこうした背景からではなかろうか。

最近私は、セミナーなどで今後は米国と欧州など先進国の時代が到来し、ここ5年ほど欧米に対して持っていたイメージは捨て去った方が良いと説いている。これはシェールガス・オイル革命に基づいた見方である。恐ろしいほど、米国の経済は今後好調になるという予感がする。

そうなれば、ドル高・円安になり、日本では諸物価が高騰するだろう。インフレは生活費を押し上げるが収入は円安になってもそれほど増えないだろう。これは、商品投資が最適な背景となる。日常の商品価格が上昇することが明白ならば、人々は商品を先物で買って先物で利益を挙げることで生活苦をヘッジすべきである。株式投資はインフレに弱く、商品投資はインフレに強い。

Home > 経済動向 > 米国経済は強くなる

キーワードで検索
リンク
Feeds
1. 免責事項
  • 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス(以下「COMMi」という)が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
  • 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
  • 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
  • COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
  • 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
  • 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
  • COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
  • 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
  • 以上の点をご了承の上、ご利用ください。
2. 商品先物取引の重要事項
商品先物取引の重要事項はこちら >>
3. ディスクローズについて
当社のディスクローズ資料は当社本支店および日本商品先物取引協会(本部・支部またはホームページ)で閲覧できます。
日本商品先物取引協会ホームページ >> [情報開示]
サンワード貿易ホームページ ディスクローズ情報>>
サンワード貿易お客様相談室
<北海道>電話:0120-57-5311  /  <関東>電話:0120-76-5311  /  <関西>電話:0120-57-5311

Page Top