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作付意向面積と四半期在庫発表で穀物価格急騰

 3月30日に米国農務省から公表された作付意向面積は、トウモロコシは、9590
万エーカーと前年比4%増で、1937年の9720万エーカーに次いで大きな面積とな
った。コーンベルト全体で作付意向面積は増加し、トウモロコシ生産が一番多い
週のアイオワ州では、過去最高の1460万エーカーと前年比4%増となり、アイダ
ホ、ミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタも過去最高のトウモロコシ作付意向
面積となっている。昨年洪水に見舞われたノースダコタ州は、前年比52%増の
340万エーカーという驚異的な伸びとなっている。

 その煽りを受けて大豆の作付面積は前年比1%減の7390万エーカーとなり、干
ばつの影響が3月初旬にまで及んでいる地域があり、テキサスやオクラホマでは
それぞれ24%減、15%減と大豆作付意向面積は大幅に減少している。ニューヨー
ク州やノースダコタ等過去最大の大豆作付をしており、これらの減少を補ってい
る。
3月30日のシカゴコーン5月限価格は作付意向面積の増加にもかかわらず、スト
ップ高となり、40.00セント(6.6%)高の644.00セントになった。上げ幅は昨年
10月11日以来の大きさだった。これは、3月1日時点の米トウモロコシ在庫は前年
比8%減の60億0900万ブッシルと、予想平均の61億5000万ブッシェルを下回った
ためと思われる。
 また、シカゴ大豆価格は、47.50セント高の1403.00セントと昨年9月12日以来
再び14ドル台に乗った。なお、3月1日時点の米大豆在庫は13億7200万ブッシェル
と、商業筋の予想平均の13億8700万ブッシェルにおおむね沿った内容だった。

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