- 2013-08-06 (Tue)08:55
- 近藤雅世
- 経済動向
商品市場は、穀物価格が下落している以外には大きな動きはない。先週末の米国労働指標は失業率が改善したが、非農業就労者人口の増加は予想より少なかった。失業率が7.4%に落ちたのは、求職活動を行う人々が少なくなった、つまり分母が小さくなったためであると言われている。逆にパートタイマーの増加、低賃金層の就業増加、長期失業者の定着、就業時間縮小、平均賃金低下などなど、米国が抱える脆弱な雇用市場の姿が改めて浮き彫りになっていることからすれば、米国景気が上向いていると判断するのは難しくなった。統計発表後のドル売りを見ると、少々市場ムードが変わってきた可能性もあり、「縮小は越年」という見方も少し増えている。秋には米国の財政問題が浮上する。
7月30日までのファンドのネット買い残は、金のネット買い残は▲5915枚減少し、5万1863枚となっている。7月9日13万6016枚あった金の売り残は7月30日には11万5255枚と約2万枚減少しているが、それでも売り残が10万枚を超えるのは2005年以来2013年5月末から7月末までだけである。
プラチナのネット買い残は4週連続して増加しているが、ネット買い残は2万8997枚である。
NY原油は、前週から▲5157枚減少して39万7268枚どなったが、前週の40万2425枚を除けば過去最大のネット買い残がまだ残っている。ガソリンやヒーリングオイルはまだ買われ続けているが、残高はそれほど多くない。
天然ガスはネット売り残が11万3056枚に約1万枚売りが増加している。
トウモロコシと大豆は2週連続で大幅に売られ、トウモロコシは、前週からネット売り越しとなり▲6万7883枚のネット売り残である。大豆は▲3万5629枚減少したが、まだ7万7393枚のネット買い残である。
売り越しが続いている小麦は▲4万1410枚のネット売り残に前週から▲2万3294枚売られた。
砂糖は4週連続売りで1週を除けば11週連続の売りとなっているが、売りの量は先細っている。コーヒーは昨年9月からほとんど売り残が続いているが、この所少し買い戻されている。
同様に売り越しであるユーロは3週連続で買われ、ネット売り残は1万1607枚まで減少した。同様に売り越しが大きい円は、まだ売りが続いており、4週連続で売られており、ネット売り残は8万9099枚に増加している。スイスフランもネット売り残であるが、5週連続売りが膨らんでいる。ドルインデックスは2万5066枚の買い残となっているが、2週連続で少し売られている。
S&P500も日経平均株価も少し売られている。
米国債は、10年以上の中長期米国債はネット売り残が続いているが、その量は少し縮小している。5年ものと2年もの米国債はネット買い残だが、2年ものは買われ、5年ものは売られている。
詳しいグラフなどは明日の株式会社コモディティーインテリジェンスの「週刊経済指標」を見ていただきたい。
7月30日までのファンドのネット買い残は、金のネット買い残は▲5915枚減少し、5万1863枚となっている。7月9日13万6016枚あった金の売り残は7月30日には11万5255枚と約2万枚減少しているが、それでも売り残が10万枚を超えるのは2005年以来2013年5月末から7月末までだけである。
プラチナのネット買い残は4週連続して増加しているが、ネット買い残は2万8997枚である。
NY原油は、前週から▲5157枚減少して39万7268枚どなったが、前週の40万2425枚を除けば過去最大のネット買い残がまだ残っている。ガソリンやヒーリングオイルはまだ買われ続けているが、残高はそれほど多くない。
天然ガスはネット売り残が11万3056枚に約1万枚売りが増加している。
トウモロコシと大豆は2週連続で大幅に売られ、トウモロコシは、前週からネット売り越しとなり▲6万7883枚のネット売り残である。大豆は▲3万5629枚減少したが、まだ7万7393枚のネット買い残である。
売り越しが続いている小麦は▲4万1410枚のネット売り残に前週から▲2万3294枚売られた。
砂糖は4週連続売りで1週を除けば11週連続の売りとなっているが、売りの量は先細っている。コーヒーは昨年9月からほとんど売り残が続いているが、この所少し買い戻されている。
同様に売り越しであるユーロは3週連続で買われ、ネット売り残は1万1607枚まで減少した。同様に売り越しが大きい円は、まだ売りが続いており、4週連続で売られており、ネット売り残は8万9099枚に増加している。スイスフランもネット売り残であるが、5週連続売りが膨らんでいる。ドルインデックスは2万5066枚の買い残となっているが、2週連続で少し売られている。
S&P500も日経平均株価も少し売られている。
米国債は、10年以上の中長期米国債はネット売り残が続いているが、その量は少し縮小している。5年ものと2年もの米国債はネット買い残だが、2年ものは買われ、5年ものは売られている。
詳しいグラフなどは明日の株式会社コモディティーインテリジェンスの「週刊経済指標」を見ていただきたい。
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