- 2011-11-01 (Tue)08:16
- 近藤雅世
- 経済動向
シドニー市場でドル円は75円32銭の史上最高値を付けたが、午前10時15分安住財
務大臣は、介入を行い、79円55銭までドルが上昇。安住大臣は、納得が行くまで
と述べていたので、79円59銭(納得が行く)までと市場は理解した。
G20諸国との合意があれば、引き続き欧米市場でもドル買いが行われると予想さ
れている。
中国政府は地方債の発行を容認した。1994年地方政府の債券発行や
務大臣は、介入を行い、79円55銭までドルが上昇。安住大臣は、納得が行くまで
と述べていたので、79円59銭(納得が行く)までと市場は理解した。
G20諸国との合意があれば、引き続き欧米市場でもドル買いが行われると予想さ
れている。
中国政府は地方債の発行を容認した。1994年地方政府の債券発行や
銀行借り入れを禁止したのは、市場経済導入以来過剰な借入による地方せ財政の
破綻が続出したためであるが、地方政府は融資平台という外部機関を設立し、
不動産開発のための借り入れ組織を作った。
2008年以降の中国の景気刺激策により、地方債務の残高を拡大させ、土地開発が
加速したしているが、その3割、人によっては7割が返済不能となり、不良債権化
しているという。
地方の不動産プロジェクト向け融資の焦げ付きは、以前なら国家が乗り出して
救済していたが、今や銀行は上場企業となっている。おいそれとは国家が救済する
ことはできない。政府は地方財政に対する抜本的対策を講じる必要が生じ、
それが禁止していた地方債の復活となった。
今後その資金繰りがうまく回るかどうかは注目の的であろう。
破綻が続出したためであるが、地方政府は融資平台という外部機関を設立し、
不動産開発のための借り入れ組織を作った。
2008年以降の中国の景気刺激策により、地方債務の残高を拡大させ、土地開発が
加速したしているが、その3割、人によっては7割が返済不能となり、不良債権化
しているという。
地方の不動産プロジェクト向け融資の焦げ付きは、以前なら国家が乗り出して
救済していたが、今や銀行は上場企業となっている。おいそれとは国家が救済する
ことはできない。政府は地方財政に対する抜本的対策を講じる必要が生じ、
それが禁止していた地方債の復活となった。
今後その資金繰りがうまく回るかどうかは注目の的であろう。
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