- 2012-04-09 (Mon)19:33
- 近藤雅世
- 金
米国3月の失業率は8.2%(8.19%=失業者1267.3万人÷労働人口1億5470.7万
人)で2月の8.3%(8.26%=失業者1280.6万人÷労働人口1追う5487.1万人)か
ら0.07%低下した。これだけを見ると米国の雇用状況は改善しているように見え
る。しかし、非農業部門雇用者数は、12.0万人の増加に留まり、市場予想の20.5
万人増、1月の27.5万人増から比べると大幅に減少した。失業率の低下の背景は
労働人口の減少など、給食意欲喪失失業者(discouraged workers)の存在がある
模様で、4月の雇用統計を見極める展開となるものの、4月24〜25日の連邦公開市
場委員会(FOMC)で量的緩和第3段(QE3)が協議される可能性が高まったとも言わ
れており、休日の米国金市場は場外で、S&P500先物は100ドルを超える下落、金
は10ドル近く上昇している模様。米国株価は実態以上に景気改善を織り込んでお
り今後修正される可能性がある。株価と逆相関するとするなら金価格は上昇し、
株価と順相関するなら原油やプラチナ価格は下落するだろう。
人)で2月の8.3%(8.26%=失業者1280.6万人÷労働人口1追う5487.1万人)か
ら0.07%低下した。これだけを見ると米国の雇用状況は改善しているように見え
る。しかし、非農業部門雇用者数は、12.0万人の増加に留まり、市場予想の20.5
万人増、1月の27.5万人増から比べると大幅に減少した。失業率の低下の背景は
労働人口の減少など、給食意欲喪失失業者(discouraged workers)の存在がある
模様で、4月の雇用統計を見極める展開となるものの、4月24〜25日の連邦公開市
場委員会(FOMC)で量的緩和第3段(QE3)が協議される可能性が高まったとも言わ
れており、休日の米国金市場は場外で、S&P500先物は100ドルを超える下落、金
は10ドル近く上昇している模様。米国株価は実態以上に景気改善を織り込んでお
り今後修正される可能性がある。株価と逆相関するとするなら金価格は上昇し、
株価と順相関するなら原油やプラチナ価格は下落するだろう。