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金価格下落

NY金価格が値下がりした。9月8日1362.4ドルを付けたNY金は、12日1328.8ドルまで下がっている。国連安保理で北朝鮮の制裁決議の採択後にドル高に振れたことを受けて軟調となった。
上がったものはいつか下がるという教訓を忘れることが多い。いつまでも上がると思うのは幻想である。
 ファンドの建玉から見ると、9月5日までの時点で、NY金に対するファンドのネット買い残は前週から+3万3千枚増えているが、これは買い残が3万枚増え、売り残が▲3千枚減ったためである。これだけを見ると9月5日まではファンドは金を買い増していることがわかる。つまり、これを見ていても金価格の下落は予測できなかった。
 問題はこの下げが一過性のものか、それともNY金の上昇トレンドが反転したのかを判断することであろう。
常識的には9月20日のFOMCで利上げが無いとするなら、それが確定した後は金はこれまでの上昇トレンドに再び乗るような気がする。むろん利上げがありそうであれば、このまま反落することもあり得る。
 また、年初から一方的に下落して▲10%以上値下がりしているドルはそろそろ反発するころかもしれない。下グラフの一番右を見ると、少し反発していることが見て取れる。ここで底打ちしてもおかしくないほどのこれまでの下げであった。仮にドルインデックスが横這いないしは反発し始めれば、(この背景としては利上げがあることが一番大きな要因と考えられるが)金の値上がりトレンドには一定の歯止めがかかるかもしれない。いずれにせよ金もドルも一方的な流れはいつまでも続くわけではないと思う。

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