商品相場専門のアナリストが、独自の視点で最新の相場動向を分析! 先物投資で利益を上げるためのコツとファンダメンタルが学べます。株式、為替以外をポートフォリオに!と考えている投資家にもおすすめです。

Home > マーケット全般 > 金底値の可能性

金底値の可能性

米国の利上げがあったが、これは金の底値を示すと言うコメントが目に付いた。スタンダードチャータード銀行など複数の金融機関のレポートが述べている。過去3回の利上げ後に金価格は上昇していることは事実である。また、9月20日のFOMCまで米穀の利上げはないであろうこともほぼ間違いないだろう。となれば、金価格を押さえつける要因は解き放たれた。ドルは、利上げが行われた直後は上昇したが、今後はどうなるかわからない。少なくともトランプ大統領が公約した減税やインフラ投資は、予算がはっきりしない以上すでに架空の話になりつつある。それなのにそうした絵空事に乗せられて米国株価や世界の株価は上げ続けている。これはマネーゲームのバブルの様相であろう。米国経済は着実に回復し、失業率もほぼ完全雇用になっている。しかし、企業業績が力強く回復しているとは思われない。個人消費は米国GDPの7割を占めるが、個人のカードローン残高や自動車ローンが過重になっている。そのため米国の個人消費は活発にはならないだろう。そうした背景からおそらく米国株価はどこかで天井を付け、誰かが売り始めるとこぞって売りが売りを誘う状況があり得るだろう。そうなれば金投資の出番である。
今、特に金価格を上げる要因を言うことはできないが、かといって金価格が下がる要因を探すのも難しい。過去の例で言えば、利上げ後は株安となり、株安はドル安を招き、ドル安は金高となるという図式であろう。

Home > マーケット全般 > 金底値の可能性

キーワードで検索
リンク
Feeds
1. 免責事項
  • 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス(以下「COMMi」という)が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
  • 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
  • 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
  • COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
  • 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
  • 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
  • COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
  • 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
  • 以上の点をご了承の上、ご利用ください。
2. 商品先物取引の重要事項
商品先物取引の重要事項はこちら >>
3. ディスクローズについて
当社のディスクローズ資料は当社本支店および日本商品先物取引協会(本部・支部またはホームページ)で閲覧できます。
日本商品先物取引協会ホームページ >> [情報開示]
サンワード貿易ホームページ ディスクローズ情報>>
サンワード貿易お客様相談室
<北海道>電話:0120-57-5311  /  <関東>電話:0120-76-5311  /  <関西>電話:0120-57-5311

Page Top