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投資の合間

日本は連休に入るが、商品相場も凪(なぎ)の状態のようだ。北朝鮮の問題と5月7日のフランス大統領選挙が地政学的リスクであり、これらに大きなサプライズが無い限り、金や原油価格にはそれほどの動きはないだろう。投資もいつもすると損失が膨らむ。何もしないことも投資の一形態であり、せわしなく動くことばかりが投資ではない。ここは連休でゆっくり休みお金を増やすことは一時休止とするべきだろう。
トランプ大統領の100日は何とか無難に乗りこなしたように見える。米国株価は昨年11月4日以来+13.8%上昇しており、ドルインデックスは+2%上昇している。いずれも金価格のパフォーマンス▲2.9%を上回っている。大統領支持率は40%と低迷し、歴代大統領で最低となっているが、今のところアナリストが期待している大失態には到っていない。当面は暫定予算だが、暫定予算の暫定予算が組まれてとりあえず政府閉鎖にはならないで済んでいる。100名の下院議員をホワイトハウスに招いて秘密会合を行い、彼なりになんとか議会工作をしているようだが、その成果は市場が期待する減税やインフラ投資の成否にかかっている。その展望は資金不足のためほとんどないが、まだ可能性がゼロになったわけではない。
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