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過去の記事 - 2010 / 05 -

大豆はやはり弱い。反発は短期的か?

  • 2010-05-31 (Mon)
  • 大場良博
  • 大豆
シカゴ大豆相場は軟調な展開が続いている。昨年秋に収穫された米国産大豆が過去最高の豊作だったにもかかわらず、国内需要、輸出ともに低迷しており、需給の弱さが目立っているためだ。5月27日に発表された輸出成約高と4月の圧砕高はともに市場予想を下回る結果となった。また、米国中西部の産地で2010-11年度の作付け作業が順調に進んでいることなども弱材料となっている。

米国農務省の海外農業局が発表した5月20日までの大豆輸出成約高は、今年度、2010-11年度あわせて29万5,400トンであった。前週比では47.7%減である。中国が18.0万トン買い付けた以外、目立った成約は見られなかった。背景には、

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