商品相場専門のアナリストが、独自の視点で最新の相場動向を分析! 先物投資で利益を上げるためのコツとファンダメンタルが学べます。株式、為替以外をポートフォリオに!と考えている投資家にもおすすめです。

Home > 過去の記事 > 2012 / 08

過去の記事 - 2012 / 08 -

ユーロ危機緩和模様

先週ECB(欧州中央銀行)理事会でドラギ総裁は特に具体的な対策を明言せず、スペイン国債を
買い入れるのはEFMCやECBが行うべきだとの発言し、また、バイトマン独連銀総裁が追加債券
買い入れプログラムを支持していないと言明した。前週にドラギ相殺はユーロのためには何でもすると
今回の理事会で何らかの対策、特に国債の買い入れが打ち出されると期待していた市場は、
期待はずれに終わったとして失望売りが出ていた。

しかし、事態はそれほど単純ではなかった。

続きを読む

米国の金融緩和は闇の中

7月31日に行われた米連邦準備制度理事会の公開市場委員会では、QE3への言明
も無く、また低金利を継続する期間を2015年半ばまでに延長することも見送ら
その他の政策についても変更なく具体的金融緩和強化策は見送られた。発表され
た声明文で変更されたのは以下の二点である。

1)景気判断について、前回の「緩やかな拡大」から「上半期は経済活動が若干
減速した」との表現に。
つまり、FRBは前回より経済成長の状況について警戒感を強めている。

2)今後の政策方針を要約する部分について、
前回の「物価安定と両立する範囲で強い経済成長と持続的な労働市場の状況改善
をもたらすため、適宜更なる措置を取る用意がある」から
「物価安定と両立する範囲でより強い経済成長と持続的な労働市場の状況改善を
もたらすため、今後の経済や金融市場に関するデータを注視し、必要ならば更な
る金融緩和措置を取る方針である」との表現に。

つまりデータ次第で金融緩和措置を取ると表明している。これはFOMCを通じなく
とも電話会議等でもQE3等の措置があるということを意味している。

もう一つの特徴は、政治的批判にかなり配慮している点が挙げられる。

続きを読む

過去の記事

Home > 過去の記事 > 2012 / 08

1. 免責事項
  • 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス(以下「COMMi」という)が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
  • 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
  • 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
  • COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
  • 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
  • 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
  • COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
  • 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
  • 以上の点をご了承の上、ご利用ください。
2. 商品先物取引の重要事項
商品先物取引の重要事項はこちら >>
3. ディスクローズについて
当社のディスクローズ資料は当社本支店および日本商品先物取引協会(本部・支部またはホームページ)で閲覧できます。
日本商品先物取引協会ホームページ >> [情報開示]
サンワード貿易ホームページ ディスクローズ情報>>
サンワード貿易お客様相談室
<北海道>電話:0120-57-5311  /  <関東>電話:0120-76-5311  /  <関西>電話:0120-57-5311
キーワードで検索
Feeds

Page Top