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過去の記事 - 2012 / 11 -

大豆価格はまだまだ上がる

  • 2012-11-13 (Tue)
  • 近藤雅世
  • 大豆
11月9日に公表された米国農務省による需給報告は、大豆の生産が10月より増加し、市場予測の28億9200万ブッシェルを7900万ブッシェル上回る29億7100万ブッシェルであった。前月の予想より1億1100万ブッシェル、3.9%も多い。これは単収が37.8ブッシェル/エーカーから39.3ブッシェル/エーカーに1.5ブッシェル4%増加したためだ。この時点で4%も
改善するとは不思議な話ではあるが、そうでもなければ需給はたいへんなことになっているので致し方ないところなのであろう。

つまり、大豆の需要は、10月の29億2000万ブッシェルから30億2100万ブッシェルに3.5%増加した。輸出が12億6500万ブッシェルから13億4500万ブッシェルに8000万ブッシェル6.3%も増加している。輸出量は毎週統計発表が行われいるが、先週は減少したものの、その前の週は前年同期比で1.5倍の輸出検証高があった。すなわち、大豆の需要は好調である。

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