商品相場専門のアナリストが、独自の視点で最新の相場動向を分析! 先物投資で利益を上げるためのコツとファンダメンタルが学べます。株式、為替以外をポートフォリオに!と考えている投資家にもおすすめです。

Home > 過去の記事 > 2015 / 09

過去の記事 - 2015 / 09 -

ファンドの建玉の動向

 9月1日までの週のファンドの建玉では、取組高が大幅に増加しているのは原油であり、2週連続で増加している。一方、銀と大豆粕の取組高は6週間連続で減少している。3週以上取組高が減少している銘柄は、プラチナ、トウモロコシ、コーヒー、スイスフラン、日経平均株価、15年物、2年物米国債であり、商品全体も3週連続で取組高が減っている、

 買い残が増加している銘柄は概して少なく、日本円が約+9千枚買われた程度である。買いが減少している商品は小麦が▲1万枚で3週連続、トウモロコシは6週連続で買いが減り、前週8千枚買われた金は9月1日の週は▲8千枚買いが少なくなっている。銀は5週連続で買いが減り、大豆は3週連続で買いが減っている。プラチナと銅、ヒーティングオイル、砂糖は2週連続買いが減っている。2年物国債、10年物国債は3週連続で買いが減り、5年物国債は9月1日の週に▲3万8千枚買いが減っている。ドルは2週連続で買いが減り、ユーロは1万1千枚買いが減っている。

 売り残が減少している商品は、金と銀が6週連続で売りが減少し、プラチナとパラジウム、銅は4週連続で売りが減少している。原油は3週連続で売りが減少しているがまだ23万枚の売り残が残っている。売り残が過去最大になっているのは5年物国債の▲58万3千枚である。
 
 ネット買い残が最も多い商品は、原油の25万7千枚(過去最大は昨年6月24日の57万9千枚)トウモロコシは14万9千枚だが、減少傾向にある。大豆も11万枚で減少傾向。砂糖とコーヒーはネット買い残からネット売り残に転換している。2年物米国債は11万枚のネット買い残であるが、5年物は▲20万枚のネット売り残、10年物、15年物、長期米国債はいずれもネット売り残である。

 ネット買い残が増加している商品は、金が6週連続の増加、プラチナが4週連続増、銅が3週連続、ガソリンは5週連続、コーヒーが3週連続の増加である。
 ネット売り算が増加している商品は、大豆が3週連続である。

 ネット売り残が増加している金融商品は、5年物と10年物米国債が3週連続で売りが増加している。

金は買いが毎週ふえており、売り残は解消されている。どちらかといえばこのところ買われている。
原油は売り残が減少してきているが、まだ23万枚と空売りが多い状況なので、まだ空売りの買い戻しは今後あるだろう。ネット買い残は2週連続で増加している。
トウモロコシは7月21日の週から4週連続で売られてきたが、このところ買ったり売ったりとなっている。
大豆は3週連続で売られている。
ユーロや円が2週買われているが直近の週はユーロは少し売られた。ドルは買い残が減りつつあるが、ネット買い残は5万1千枚残っている。
米国債は概して売られている。

過去の記事

Home > 過去の記事 > 2015 / 09

1. 免責事項
  • 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス(以下「COMMi」という)が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
  • 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
  • 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
  • COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
  • 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
  • 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
  • COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
  • 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
  • 以上の点をご了承の上、ご利用ください。
2. 商品先物取引の重要事項
商品先物取引の重要事項はこちら >>
3. ディスクローズについて
当社のディスクローズ資料は当社本支店および日本商品先物取引協会(本部・支部またはホームページ)で閲覧できます。
日本商品先物取引協会ホームページ >> [情報開示]
サンワード貿易ホームページ ディスクローズ情報>>
サンワード貿易お客様相談室
<北海道>電話:0120-57-5311  /  <関東>電話:0120-76-5311  /  <関西>電話:0120-57-5311
キーワードで検索
Feeds

Page Top